Dorcus ALMA

ドルクス属を中心にブリードをしています。日々のブリード状況を日記としてまとめていきます。 ※飼育種一覧はコチラ https://bluehorizon.hatenablog.com/entry/2022/06/03/182757

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ツシマヒラタ&ミヤマヒラタの産卵セット作成

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今回はヒラタ2種の産卵セットです。

 

ツシマヒラタクワガタの産卵セット

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昨年の夏、厳原町久和の断崖絶壁にそびえ立つコナラ?のうろで見つけたペア個体ですが、その後♀は越冬できずに♂のみが生き残りました。

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で、こちらがその子供の♀。

羽化して2ヶ月程ですが、後食して2週間過ぎて活動も見られるので、親♂が落ちないうちに同居産卵セットを組もうと考えました。


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  • サイズ:♂48mm、♀37mm
  • 累代:♂ワイルド × ♀WF1
  • 産地:厳原町久和
  • セット:2022.6.3(産卵一番のみ)

 

かまぼこ板は転倒防止用に重宝します。

♂はご高齢でなるべく負担をかけたくないため、顎縛りなし。

ヒラタにしては温厚なので大丈夫でしょう。

ケースの側面等に卵が見えたら、♂を抜いて別居する流れですね。

♀は後食済みのペアリング待ちがもう一匹いるので、そちらも追って更新予定。

 

ミヤマヒラタクワガタの産卵セット

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続いては、先日ヤフオクで心優しい方から購入したミヤマヒラタのペア個体を。

♀に続いて♂も活動している様子だったので、ツシマのついでに組んじゃいました。


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  • 【学名】 Dorcus  kyanrauensis
  • 【産地】 台湾 台北県 烏来郷
  • 【累代】 F3
  • 【種親】♂47×♀28mm
  • 【サイズ】 ・♂ 50mm 羽化日 2022/4月上旬 ・♀ 32mm 羽化日 2022/3月上旬

 

♀が一匹のみしかいないので、♂は顎縛りをしたかったのですが、自分が不器用すぎて内歯からバンドがすり抜け放題。

だんだん付き合わせている♂が可哀想になってきたため断念しました。

しかも、セット直後にすんなり交尾行動をとってくれたので、すぐに別居させるというオチに。

 

因みに、この子らは自作マットで幼虫飼育していこうとも考えているので、いい結果が出せるようにしたいです。