Dorcus ALMA

ドルクス属を中心にブリードをしています。日々のブリード状況を日記としてまとめていきます。 ※飼育種一覧はコチラ https://bluehorizon.hatenablog.com/entry/2022/06/03/182757

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【増種】マレーアンタエウスα①飼育記録

増種の経緯

我が家では、インドアンタエウスをメインにブリードしていましたが、実はインドアンテは季節感があり、冬眠するケースがあるようです。

実際に、我が家のインドアンテも産卵する気配がないので、冬でも産卵してくれそうなマレーアンタエウスに手を出してしまった、という経緯でヤフオクで「ブリーディングバイオロジー」様より落札させていただきました。

 

産卵セット作成【1回目】

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  • セット:2022.11.25
  • 手段:発酵マット+産卵材
  • 温度:19~20度

ブリーディングバイオロジー様の方で累代がかなり進んでいて、こちらの個体はF12とのことなので、うまくいくか心配。

材は柔らかくて大きめのやつを使用しているので、何とか成功してほしい。

 

再セット【2回目】

産んでる様子が無かったので割り出してみると、案の定ボウズ。

芯の太い材だったのがいけなかったのか、マットが合わなかったのか。

とりあえず、別の材と熟度の高いマットを用意してセットし直してみます。

 

割り出し&再セット【3回目】

  • 結果:幼虫1頭
  • 再セット:クヌギ材2本+MDクラフトマット

材から1頭のみ初令幼虫を確保しました。

マットは万能なクラフトマットにしてみました。

 

その後の飼育状況

2023.2.15

産んでる気配がないため、セットを組み直しました。

底にMDクワガタマットプレミアムを硬詰めし、太めの材を二本埋め込む贅沢産卵セットです。

 

2023.3.13

卵1個のみ回収。材は削っている様子なし。

材は勿体無いので、そのまま使い回しで、マットはアンテマットに変更して再セットします。

パラワン産エレガントゥルスコクワガタα①産卵セット作成

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  • セット:2022.10.17
  • 手段:クヌギ材、発酵マット
  • 累代:クロスブリード
  • 温度:21~22

今回は、満を持してパラワン産エレガントゥルスα①の産卵セット作成です。

少し実験したいことがあって、2♂2♀でセットを組もうと思ってたのですが、♀が一匹突然死してしまって、出鼻を挫かれました。

仕方ないので、2♂1♀でセットです。

残った♀もフセツが2箇所欠けていて雲行きが怪しいです。

とりあえず、今僕にできることは祈りながら経過観察することでしょう。

 

パラワン産エレガントゥルスコクワガタβ①産卵セット作成

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  • セット:2022.10.17
  • 手段:クヌギ材、発酵マット
  • 累代:クロスブリード
  • 温度:21~22

他の亜種より黄色味が強くカラフルなパラワン産エレガントゥルスコクワガタですが、我が家で累代していたCBF4個体にヤフオクで購入したF5個体をかけ合わせることにしました。

ベンクール産の失敗や経験を活かして、しっかり累代していきたい。

因みに、飼育スペース等の都合上により、ベンクール産は累代中止とし、パラワン産一本に絞ることにしました。

 

マットのみ割り出し&再セット

日時:2022.12.15

セットから約2ヶ月ほど経過して、マットのみ割り出したところ、2令幼虫を4頭確認。

おそらく材の中にも数頭いると思われますが、材が勿体無いので新しいマットの中に埋め込んで再セットしました。

4頭の幼虫はオオヒラタケの800ccに多頭飼育してみることに。

 

【5回目】スマトラオオヒラタ産卵セット作成

 

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  • セット:2022.10.10
  • 内容:前回と全く同じ

dosの一次発酵で爆産してくれたので、味をしめて今回も同じセット内容です。

もう少ししたらddaの菌糸ブロックが家に届くので、それにスマトラを投入予定。

楽しみだ、、、

 

割り出し&再セット

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  • 結果:幼虫2、卵8
  • ♀:まだまだ元気
  • セット内容は前回と同じ

 

初令幼虫が一頭脱腸してたので、おそらく落ちるとしてトータルで9。

スマトラはある程度数を取れたので満足なのですが、取れるだけ取りたいので再セットしておきます。

 

続報

2022.11.17 ♀がマット上で弱ってました。

現在、個別管理でゼリーを与えてますが、これ以上の採卵はムリでしょう。

産卵セットからは卵や幼虫は回収できませんでしたが、今日までよく頑張ってくれました。

残された子孫は大事に育てます。

ネパレンシスのペアを増種【ペアリング】


我が家ではネパールコクワガタ(ネパレンシス)をαとβの計2ラインでブリードをしていました。

が、しかしαラインが実質壊滅状態となりましたので、ヤフオクで増種しました。

βラインはまだ幼虫ですので、今回購入したのは来年採卵予定でしたが、今年早めに羽化している個体で後食も始まっているので、一度だけ今年の内にセットを組んでみることにしました。

 

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★産地
インド アルナーチャル
プラデーシュ州 西カメン

★累代
♂CBF1
♀WF3

★羽化日/羽化確認日
♂2022/03/13
♀2022/02/20

★親種
♂71mm(WF1)×♀48mm(WF1)
※別血統
♀ショップ購入の幼虫の為、不明

★サイズ
♂67.6mm(顎を閉じた状態)
♀45.9mm

★後食の有無
♂2022年8月末頃
♀2022年8月中旬頃

 

現在は、♂アゴを縛って同居ペアリングで様子を見ています。

しばらくした後に、カワラボトルによる菌床産卵セットを組んでいきたいです。

 

悲報

同居ペアリングを組んで5日程経過しましたが、どうも♀がマットに潜ったまま出てきません。

掘り起こして様子を見てみると、♀な原因不明の☆になってしまいました。

♂はアゴを縛っていて、マットも清潔な広葉樹のマットを使用していたのに、何故なのでしょうか?(泣)

というわけで、今年のネパレンシスはこれにて終了してしまいました。

悔しい!!